ペン先のキリエ

「……ああ、きっとそれこそ、五月雨さんの星なんですね」 春の初め、紅梅の木の根本で死んだ犬を拾った村雲。 雨宿りのために籠もった庵で、村雲は犬がかつて生きていた頃の幻影を見る。 本丸の奥でアカシアの群生を見つけた五月雨は、その美しさを伝えるために銀色に光る糸をたどって村雲を探しに行く。 「それでも、残酷なほどの力にどうしようもなく恩があります。私は五月雨江ですから」 誰にも知られない想いと儀式のための小話。 『語りえぬこと』 雨雲、ちょっとだけ女審神者/B6一段組/60P/全年齢/600円 11月16日 COMIC CITY SPARK 20 -day2- 閃華の刻 火華2025　ごーとぅすていじ9 東6ホール ヨ07a ペン先のキリエ 本文サンプル https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=26415141 イベント後、残部を通販予定です。 入荷お知らせメールをご利用ください。 △ノンカプ ◎「総て」の感情がある 性愛描写は主題ではありませんが3L大丈夫な人向けです 犬に対する過度な残虐描写はありませんが、老衰した犬の死体/犬が死んでいく描写があります。